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頚椎ヘルニアの原因と予防法の解説

さまざまな障害を引き起こす頚椎ヘルニアの原因と
簡単に出来る予防法を詳しく解説しています。

 

首にある頚椎を保護する役目をしている椎間板
がつぶれることにより脊髄に飛び出し神経を圧迫することで痛みやしびれとなるのが
頚椎ヘルニアの原因です。
頚椎のゆがみや血流悪化などの頚椎の負担を取り除くことで
頚椎ヘルニアを予防することが出来ます。
最近、肩や首が痛いなどの症状が気になる方は、頚椎ヘルニアの疑いの
可能性があることを視野に入れておきましょう。

頚椎ヘルニアと言えば、腰痛や腰をイメージする方が多いと思いますが、
パソコンやスマートフォン時代となり腰のヘルニアから首の頚椎ヘルニアで
悩んでいる方が増えています。
頚椎ヘルニアがひどくなると身体にも症状が現れ日常生活に支障が出るケースも
少なくありません。
頚椎ヘルニアの原因と予防法を紹介いたします。

 

・頚椎ヘルニアの原因:加齢や日常生活の姿勢が頚椎ヘルニアの原因

首も腰と同じように頚椎という骨で出来ており、
頚椎と頚椎の間にある椎間板がクッションとなり骨と骨が擦れるのを防いでいますが、
この椎間板は一度なくなってしまうと再生できるものではありません。
老化によって椎間板は減少します。若い方でも普段の姿勢が
頚椎ヘルニアの原因となるケースが増えています。

仕事でパソコン作業の多い方や普段生活でスマートフォンを悪い姿勢で
長時間利用している場合、頭を支えるために首に負担がかかります。
負担が続くと椎間板の変形に繋がり椎間板が減ってしまうと
頚椎ヘルニアを引き起こします。

 

・頚椎ヘルニア予防:正しい頭の位置を意識する
人間の頭の重さは体重が60キロの方なら4キロから6キロ程度になり
下を向いた状態で首が頭を支えるには、その5倍の負荷がかかります。

姿勢の悪い人は身体の軸より前に頭が来ているために首にかなりの負担がかかりますので
普段から下を向く姿勢が多い方は注意が必要といえます。
又、猫背の方も首に負担がかかりますので背筋を伸ばす習慣を身につけましょう。

 

・頚椎ヘルニア予防2:正しい姿勢を意識して首への負担を避ける

変な姿勢で頚椎が歪んだ状態を続けることによるゆがみを改善することで
予防につながります。
座っている状態でも出来るだけ背筋を伸ばし横座りなど骨盤から首までが
ゆがんだ状態で日常生活を送らないように注意して下さい。
床に座ることが多い方は正座椅子などを利用すると正しい姿勢を維持しやすくなります。

 

・頚椎ヘルニア予防3:枕の高さや硬さを自分に合わせる工夫をする

枕が高すぎても低すぎても首へ負担がかかり、固すぎても柔らかすぎても
頚椎ヘルニアの予防にはなりません。
枕の高さは、あおむけで肩から頭までの傾斜が10~15度が理想とされています。
寝返りをしたときには、枕から頭が落ちてしまわない程度の大きさが理想的で
首は立っている時の姿勢同様にまっすぐな状態が理想です。

 

・正しい認識による予防4:肩こりや寝違いと頚椎ヘルニアの痛みの部位の違い

姿勢などによって血行の循環が悪くなると肩こりが起こります。
肩こりであれば血行促進することで改善されますが、
頚椎ヘルニアだったという場合は、刺激を与える施術は逆効果です。
整体やマッサージ、激しい運動などの刺激も症状を悪化させてしまう
可能性があり痛みの部位を把握することで施術による悪化予防につながります。

肩こりや寝違と頚椎ヘルニアの違いは、痛みが出る部位で判断が可能です。
頚椎ヘルニアの場合は、進行が進んでしまうと首が痛いというより
首の後ろや背中・肩・肩甲骨のあたりに痛みが出たり手や腕にしびれがでたりします。
酷くなると耳鳴りやめまい、歩行障害や尿失禁などの症状も出ます。

 

・現代頚椎ヘルニアについてのまとめ

老化により椎間板が減り頚椎ヘルニアを発症するケースだけではなく
現在では多くの若い方が頚椎ヘルニアの予備軍、又はすでに発症していて
気がついていないケースが増えています。
頚椎ヘルニアの原因は悪い姿勢から始まりますので日常生活で首に負担がかからない
工夫や常に正しい姿勢を意識する習慣を身につけることが大切です。

頚椎ヘルニアにならないように予防法など参考にしていただき
肩や背中に痛みやしびれが出ている場合には、自己判断で頚椎ヘルニアを
悪化させてしまわないように早めに整形外科で診察してもらいましょう。